第16回 古代16 浄土教の成立


【16−1】 『往生要集』 (実況五3-5 結論14)

 それ往生極楽の教行は、濁世末代の目足なり。道俗貴賤、誰か帰せざる者あらむや。ただし顕密の教法は、其の文、一にあらず。事理の業因、其の行惟れ多し。利智精進の人は、いまだ難しと為さざるも、予の如き頑魯の者、豈に敢てせむや。
 この故に、念仏の一門に依りて、いささか経論の要文を集む。


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