第14回 古代14 10世紀の大転換


【14−1】 延喜の荘園整理令『類聚三代格』 (実況一11-25 結論12-1)

 応に勅旨開田、并びに諸院諸宮及び五位以上、百姓の田地舎宅を買ひ取り閑地荒田を占請するを停止すべき事。
 右、案内を検するに、頃年勅旨開田は遍く諸国に在り。・・・・延喜二年三月十三日


【14−2】 三善清行「意見封事十二箇条」『本朝本粋』 (実況一11-26 結論12-2)

 臣某言す。・・・・臣去る寛平五年、備中介に任ず。彼の国下道郡に邇磨郷有り。・・・・皇極天皇六年、・・・・天皇筑紫に行幸して、将に救兵を出さんとす。・・・・天皇詔を下して試みに此郷の軍士を徴す。即ち勝兵、二万人を得たり。・・・・去る延喜十一年、彼国の介藤原公利、任満ちて都に帰る。・・・・当今幾何を問ふに、公利答へて曰く、「一人も有ること無し」と。


【14−3】 「尾張国郡司百姓等解文」 (実況一12-27 結論12-3)

 尾張国郡司百姓等解し申す、官裁を請ふの事。裁断せられんことを請ふ。当国の守藤原朝臣元命、三箇年の内に攻め取る非法の官物并びに濫行横法卅一箇条の愁状。・・・・
 永延二年十一月八日 郡司百姓等


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